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熱性けいれん

子供を育てていく上で、親はさまざまな難題に直面することになります。それもおむつ換えや夜泣き、異物の誤飲など一時も目を離せないような難題ばかりです。そんな難題の一つに熱性けいれんがあります。高熱を伴うひきつけである熱性けいれんは、どのような原因で発生しているのでしょうか。

熱性けいれん(熱性痙攣)とは

熱性けいれんは、発熱と痙攣を起こす乳児特有の疾患です。一般に「ひきつけ」と呼ばれる乳児の痙攣は良くある症状の一つで、泣きすぎて呼吸困難を起こす「泣き入りひきつけ」などがあります。ひきつけは親にとって対処が困難な疾患と言えます。

原因

熱性けいれんの原因は、38度以上の発熱によって引き起こされます。赤ちゃんの身体は、子供や成人に比べて未成熟なため、発熱の影響が大きく出やすいといえます。そのため脳が発熱の影響を受けてけいれんを起こすのではないかと考えられています。熱性けいれんは個人差があるものの生後三ヶ月から4歳くらいまでの乳幼児に見られ、生後6ヶ月くらいの乳児によく起こります。5〜6歳くらいの幼児でも熱性けいれんを起こすことがありますが、成長するにつれて発症する割合は低下していきます。

症状

熱性けいれんの症状は37.5度から38度の高熱と、全身の痙攣です。高熱を原因として起こる熱性けいれんは「単純熱性けいれん」と呼ばれ、けいれんの症状も5分程度で治まります。しかし、けいれんの症状が15分以上続いた場合は「複雑熱性けいれん」である可能性が高いといえます。複雑熱性けいれんは、発熱以外の原因が複合されている場合があります。検査で脳波に乱れが見られた場合「てんかん性けいれん」である可能性があります。6歳以上の幼児に熱性けいれんが起こる場合、てんかんに移行する恐れがあるため注意が必要です。

「てんかん」との関係

てんかんは脳神経に損傷が起こることで電気信号がショートしやすくなる病気です。熱性けいれんが稀にてんかんに移行することがあるのは、高熱の影響で脳細胞が変性して神経に異常が現れるためではないかと考えられています。ただし、熱性けいれんを起こした全ての乳幼児がてんかんを発症するのではなく、ごく稀なケースであるため因果関係は完全に解明されているわけではないのです。

熱性けいれんの治療

熱性けいれんの多くは単純熱性けいれんに属しています。単純熱性けいれんは多くの場合、治療することなく自然に快復する疾患です。しかし、複雑熱性けいれんの場合てんかんを引き起こしている可能性があります。

対処法

家庭で出来る熱性けいれんへの対処は、「けいれんの時間を計る」ことと「衣服を緩める」こと、「解熱剤を投与する」ことです。けいれんの時間は、単純熱性けいれんと複雑熱性けいれんを判断する材料として必要なものです。衣服を緩めることは、けいれんの発作を緩和させる効果があります。

治療

熱性けいれんの治療には、てんかんの有無を調べる脳波検査が行なわれます。単純熱性けいれんであっても、再発が続けばてんかんに移行するケースがあるためです。脳波に乱れがあった場合、てんかんと見做して再発予防のために抗てんかん薬や痙攣防止坐薬の投与が行なわれます。

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