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川崎病

川崎病は、日本人医師によって発見された子供の病気の一つです。時には命に関わる事態に発展することのある川崎病は、発見されて40年足らずの研究途上にある病気でもあるのです。川崎病とは一体どのような病気なのでしょうか。川崎病の原因や症状、治療法などを紹介していきます。

川崎病とは

川崎病は、全身の血管に炎症が生じることで発生する病気のことです。5歳以下の子供に集中して発生する病気ですが、稀に15歳以上の青年にも発症することがあります。川崎病の由来は、発見者である日本人の川崎富作医師の名前に由来しています。

原因

川崎病が発病する原因は未だ特定できていません。遺伝的要因説や化学物質説などが有力視されています。現在は、遺伝子から川崎病の原因を究明する研究が盛んに行なわれており、発症に関わる遺伝子の一つが特定されています。川崎病は、1.5:1程度の比率で男児に多く見られます。

症状

川崎病は、多くの場合「五日以上続く原因不明の発熱」と「手足や全身に見られる紅い発疹」、「両目の充血」「いちご舌や唇の腫れや口内の充血と腫れ」などの症状が見られます。川崎病は症状が現れた一週間後くらいから、10%程度の割合で心臓の冠動脈に動脈瘤が発生する症状が発生することがあります。冠動脈瘤の発生は心筋梗塞を引き起こす可能性が高く、命に関わる事になります。

川崎病への偏見

川崎病は、「子供が発症する病気」や「心臓に障害を起こす病気」という事実から様々な偏見が付きまとっているといえます。「川崎病」という名称が「川崎市で起こった公害病」と勘違いされやすいのも、偏見の一つであるといえます。酷い場合には「病気がうつる」と発症した子供を遠ざけようとする動きが親単位で起こることさえあります。多くの場合、このような偏見を持つ人は「全ての病気はうつるものだ」というような、自説を曲げないタイプの人が多いといえます。このような偏見を無くすことも、病気の治療と同じ位大事な医療の課題ではないでしょうか。

川崎病の治療

現在、川崎病は薬物治療だけでも充分に治療できる病気となってきています。冠動脈瘤が発生した場合にも、外科手術で後遺症の再発を防ぐことが出来ます。

内科治療

川崎病に対して行なわれる内科治療は、血液の凝固を防ぐためのアスピリンと炎症を抑えるための免疫グロブリン剤の並行投与で行なわれます。血液の凝固を防ぐことで、冠動脈瘤の発生防ぐ効果が期待できます。治療は症状が発生して10日以内に行なえれば冠動脈瘤の発生リスクは大幅に減少できます。

外科治療

冠動脈瘤の発生が見られた場合、心臓への外科手術を行ない心筋梗塞の発生を防ぐ必要があります。基本的には心臓カテーテル手術による冠動脈瘤の除去や、バイパス設置による冠動脈の改善などが行なわれます。

後遺症

冠動脈瘤の発生は、心筋梗塞などの心臓障害だけでなくもやもや病などの脳の血管を原因とする病気を引き起こすことがあります。もやもや病は脳血管の狭窄を原因とする病気で、狭窄を起こした血管の血流を補うために発達した毛細血管が破裂して頭痛や失神などを引き起こしやすくなります。そのため、川崎病の症状が完治してもアスピリンの服用や定期的な心電図検査を行なう必要があります。

子供の病気
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