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はしか

はしか(麻疹)は子供が罹る病気として長い間考えられてきましたが、現在では高校生や大学生にも集団感染が起こる病気となっています。また、日本に蔓延するはしかは世界的に見ても非常に大きな問題となっているといわれています。ここでは、「はしか」の特徴や症状、対処法などを解説していきます。

「はしか」について

「はしか」は「麻疹」とも呼ばれる伝染病で、子供だけでなく大人にも感染する病気です。日本では2007年に高校や大学での集団感染が各地で起こるなど大流行した経緯もあって、2012年までのはしかの排除を宣言する事態になっています。

特徴

「はしか」は麻疹ウィルスによって発症する感染症です。麻疹ウィルスは非常に強い感染力を持っていて、飛沫感染・接触感染・空気感染によって媒介される性質を持っています。はしかは一度罹れば抗体が出来るので二度目の発病はないのですが、ワクチンなどで獲得した抗体を持っている場合、「修飾麻疹」と呼ばれる軽度の症状が現れることがあります。また、はしかを発症すると一時的な免疫力の低下が起こり二次感染や合併症を起こす危険性が高まります。

症状

麻疹ウィルスは感染から10日前後の潜伏期間を経て発症し、「カタル期」と呼ばれる発熱や咳を伴う初期症状に移行します。麻疹ウィルスは、咳で飛散しやすいカタル期に最も強い感染力を示します。3日程度のカタル期を経て、「発疹期」に移行すると全身に発疹が生じます。発疹のほかにも高熱やくしゃみ、鼻水などの症状が現れ倦怠感を生じます。発疹期に起こる高熱は最高40℃にも達することがありますが、三日ほどで快方に向かいます。高熱が続く場合は、二次感染症を引き起こしている可能性があります。

合併症

はしかは単独では命に関わる恐れが低い病気ですが、免疫力の低下に伴う合併症が起こると非常に危険な病気に変貌します。はしかの合併症として起こる病気には、麻疹ウィルスによる中耳炎や気管支炎、細菌やウィルスへの二次感染による肺炎などがありますが、最も重篤なのが「亜急性硬化性全脳炎」「ウィルス性脳炎」です。ウィルス性脳炎は、はしかに罹った人の1000人に1人の割合で発生するといわれる危険な病気です。亜急性硬化性全脳炎は、患者の体内で麻疹ウィルスがSSPEウィルスへと変化を起こすことが原因となります。はしかに感染してから約10年の潜伏期間を経て発病する非常に発見や治療が難しい病気なのです。

治療法

はしかは原因となる麻疹ウィルスのワクチンが開発されてから一頃の勢いはなくなったといわれています。しかし、ワクチンで得た麻疹ウィルスへの抗体は野生株の麻疹ウィルスへの感染や二度目のワクチン接種を受けないと免疫として充分に機能しないという性質があるため、ワクチンを接種していても油断は出来ないのです。

対処法

はしかは、安静にしていれば自然に症状が快方に向かう病気の一つです。しかし、身体の抵抗力が低下していると脳炎などの合併症が発生するリスクが高まるという性質をもっています。基本的にはワクチン投与や処方された鎮痛剤や解熱剤などを投与して経過を見守っていきましょう。また、妊婦や一歳未満の乳児にはワクチン投与ではなく免疫製剤であるγグロブリンの投与が行なわれます。

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